川崎汽船は7月1日、海事技術者育成システム「K-Line Maritime Academy(KLMA)」の川崎汽船研修所に、船長・航海士の訓練施設として、最新型の操船シミュレータを導入したと発表した。
川崎汽船が今年度から投入する14000TEU型メガコンテナ船の操船訓練に対応するなど、近年の船型の大型化への対策も取り入れている。
船舶を安全に運航し、海上における人命、貨物と環境を守る船長・航海士の教育を、より効果的に行えるようになった。
操船シミュレータの導入に合わせ、同機器を用いたBridge Resource Management(BRM) 研修のコース認証を、日本海事協会から取得した。BRM研修はSTCW条約要件の訓練で、船長・航海士に対して実施が義務付けられている訓練。
コース認証取得により、KLMAのBRM研修が、グローバルスタンダードを充たす高品質な訓練であることが証明されたとしている。
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