日本郵船は11月2日、世界有数のLPガス事業会社であるアストモスエネルギーと新造の大型LPガス運搬船(Very Large Gas Carrier、以下VLGC)1隻の定期用船契約を10月30日に締結したと発表した。
用船期間は5年間で、投入される新造船は、三菱重工船舶海洋により建造され、2018年第4四半期竣工の予定。これにより日本郵船とアストモスエネルギーとのVLGCの用船は計12隻となる。
アストモスエネルギーは、現在1000万トン/年のLPG取扱量を2017年までに1200万トン超/年へ増やす計画である他、中東、米国、西アフリカ、豪州での新規液化天然ガス(LNG)プロジェクトに随伴するLPGなど今後成長分野として期待されるLPG事業を担っている。
日本郵船は長期にわたり培ってきた同社との密接な関係をさらに強化し、LPG船隊の整備と輸送力強化を図っていくとしている。
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