日本郵船は2月24日、グループとして昨年12月1日から今年1月31日までの2か月間、冬季安全推進キャンペーン「SAIL ON SAFETY」を実施した。
キャンペーンは全社的に展開している海難防止を目的とした安全推進活動で、「Think, Act and Be Safe」をテーマとして特に冬季の荒天に起因する事故に焦点を当てている。
国内外合わせて延べ410人のグループ役員と社員が、242隻の本船を訪れ、荒天のほか衝突、機関などに起因するさまざまな事故の防止に関する注意事項につき乗組員と幅広い意見交換を行った。
各船ごとの具体的な状況について理解を深め、海陸間の円滑なコミュニケーションと相互理解が、安全運航を確保する上で大切な要素であることを再確認した。
2004年のキャンペーン開始から今年で12年目を迎え、これまで累計で3877人の役員・社員らが2416隻を訪船した。