澁澤倉庫が8月5日に発表した2017年3月期第1四半期の業績は、売上高144億4100万円(前年同期比2.1%減)、営業利益8億34500万円(32.2%増)、経常利益8億8000万円(25.6%増)、当期利益5億8200万円(31.3%増)となった。
倉庫業務は、新規拠点の稼働に伴い取扱いが増加したほか、日用品や飲料などの消費財の流通加工業務が好調に推移したことにより、売上高は31億1300万円(17.9%増)。
港湾運送業務は、船内荷役の取扱いが低調だったものの、輸出入貨物の海上コンテナの取扱いが業務管理方法の整理などもあり増加したことにより、売上高は15億1400万円(10.2%増)。
陸上運送業務は、引越業務が低調に推移したほか、海上コンテナ取扱いに係る業務管理方法の整理などにより、売上高は71億5000万円(1.5%減)。
国際輸送業務は、輸入航空貨物の取扱いは増加したものの、輸出入海上貨物の取扱いが減少し、売上高は7億7700万円(11.7%減)。
通期は、売上高587億円(3.4%増)、営業利益31億円(11.9%増)、経常利益29億4000万円(8.3%増)、当期利益19億2000万円(14.2%増)を見込んでいる。
澁澤倉庫 決算/4~6月の売上高5.9%増、営業利益32.6%増