キユーソー流通システムが9月29日に発表した2017年11月期第3四半期の業績は、売上高1188億1000万円(前年同期比3.9%増)、営業利益37億3900万円(7.7%増)、経常利益37億8200万円(4.0%増)、当期純利益20億7600万円(17.8%増)となった。
売上高は、既存取引が減少したものの、食品メーカーなどを得意先とする共同物流やコンビニエンスストアなどの流通業を主な得意先とする専用物流の新規・領域拡大が伸長し増収となった。
利益面は、運送コストの上昇や新拠点にともなう人件費等が増加したものの、新規・領域拡大にともなう利益増に加え、運送業務の合理化改善や保管の効率化などが進捗し増益となった。
通期は、売上高1565億円(2.3%増)、営業利益51億円(5.3%増)、経常利益50億円(1.0%減)、当期純利益27億5000万円(6.4%増)を見込んでいる。