住友倉庫は3月15日、シンガポール子会社の Sumitomo Warehouse (Singapore)(SWS)が、新倉庫建設に着手したと発表した。
SWSは、医療機器や食品等の取扱いに対応するため、新たに定温庫(15~25℃)を備えた倉庫を建設することとし、着工した。これにより、SWS の自社倉庫面積は、3棟の合計で約4万1000m2となる。
シンガポールは、アジア随一の石油化学基地となっているジュロン島を中心に、今後、更なる経済成長が予想され、SWSにおいても、石油化学製品等の取扱増加が見込まれる。
また、近年、東南アジア各国の成長に伴い、シンガポールにおける取扱貨物の多様化が進み、定温保管の需要が拡大していた。
■新倉庫の概要
所在地:シンガポール チュアス地区
構造:鉄筋コンクリート造5階建1棟
延床面積:1万1005.76m2
竣工時期:2019年5月(予定)