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JR貨物/鉄道貨物輸送をすべて他モードにするとCO2年間300万トン排出増

2018年03月15日/調査・統計

JR貨物は3月14日、鉄道貨物輸送が全て他モードにシフトした場合のCO2排出量の影響を発表した。

<CO2排出量の影響>
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それによると、JR貨物の鉄道貨物輸送がすべて他輸送モードにシフトした場合、年間300万トン弱のCO2排出量増につながると想定されるとしている。

増加した排出CO2を吸収するためには、東京23区の面積の5~6倍の広さの森林が必要となるものと想定される。

試算の前提として、北海道発着の貨物については、船舶へのシフト分とトラックへのシフト分に按分して試算。それ以外の地区発着の貨物については、全てトラックへシフトするとして、CO2排出増加量を試算。

森林面積の試算に当っては、40年生前後のスギの1年あたりの炭素吸収量「2.3t/ha/年」(林野庁の公表資料より)を使用。これにCO2排出増加量を炭素(C)量に換算(12/44を乗じる)した上で試算。

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