セイノーホールディングスは4月16日、北海道との物流の効率化や女性の多様な活躍、地域防災などの連携・協働を通じて北海道内の経済・社会の活性化と道民サービスの向上を図ることを目的に「包括連携協定」を締結したと発表した。
<北海道 平野正明知事室長(左)、セイノーHD丸田秀実取締役(右)>
北海道とセイノーHDの連携・協働の取組み内容は、まず物流の活性化に関する事項で、共同輸送やモーダルシフトなどの取り組みによる物流の効率化の推進を図る。
また、女性の多様な活躍の推進に関する事項も取り組み内容の一つで、就労を希望する女性の雇用促進への協力、女性活躍推進セミナーへの協力を挙げている。
さらに、地域防災に関する事項では、災害時の支援物資の輸送協力や倉庫、運搬機材の提供、行政機関への情報提供の協力、防災訓練への参加がある。
そのほか、環境保全に関する事項、道産食品の消費拡大に関する事項、北海道の魅力発信に関する事項、その他双方が必要と認める事項となっている。
協定の締結を契機に、北海道とセイノーHDのサステナブルな取り組みをより活発化することで、道内経済・社会の活性化や道民への多様なサービスの創出、社会的課題の解決・改善などに取り組んでいくとしている。
セイノーHD/高度外国人材の雇用推進で協業、2024年問題の対策も背景