富士物流は9月4日、三重県四日市市で「三重物流センターC棟」を竣工し稼働を開始した。
三重物流センターC棟は、物流効率化や災害対策等に対するニーズの高まりに対応するため、2019年12月から建替えを進めていたもので、建替えによって延床面積を従来比2倍の1万2000m2に拡大し保管能力を向上させた。
また、地震対策として建築基準法の規定を上回る耐震構造を採用しており、LED照明や遮熱高断熱素材を導入するなど、環境にも配慮した施設となっている。
「伊勢湾岸自動車道」「新名神高速道路」「東名阪自動車道」へのアクセスに優れ、名古屋や大阪のほか関東方面への配送拠点としても適正のある立地で、既存のA・B棟と一体的に運営し、顧客に物流最適化に向けた提案と、効率的で高品質な物流サービスを提供していく。
■三重物流センターC棟
所在地:三重県四日市市富士町2576
敷地面積:5999.40m2
延床面積:1万1929.60m2
構造:鉄骨造、3階建
設備:空調設備、セキュリティ設備、貨物用エレベーター1基、垂直搬送機2基、全館LED照明
営業開始日:9月4日