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ダイフク/平成19年3月期の売上・利益、過去最高

2007年05月21日/決算

(株)ダイフクの平成19年3月期の連結業績は、売上高は、物流システム部門が好調に推移したことにより2,327億3百万円(前期比17,0%増)と、過去最高の実績を再更新した。

利益は、受注拡大による操業度アップ、プロジェクト管理の強化による大型案件の徹底したコスト管理、世界最適地生産および海外調達比率のアップによる変動費削減、ITを駆使した新生産管理システム活用によるコスト改善に加え、アジア各国の現地法人との緊密な連携が効を奏した結果、前期に引続き収益改善を図り、営業利益で188億36百万円(14,0%増)を計上した。

経常利益は、184億87百万円(14.4%増)、当期純利益113億82百万円(11,0%増)をそれぞれ計上し、利益においても会社設立以来最高の業績を挙げた。

同社グループは、国内外で活発な設備投資が続く好機をとらえ、前期に記録した過去最高の実績を上回る受注を獲得した。

特に、物流システム部門が好調に推移し、国内のIT・食品・飲料・医薬などの製造業や流通業界向けの物流センター・工場内の保管・搬送・仕分け・ピッキングシステム事業、国内とアジア地域におけるエレクトロニクス業界向けクリーンルーム内の搬送・保管システム事業、国内外の自動車業界向け搬送システム事業のいずれにおいても好調に推移し、全体としての受注高は2,362億46百万円(前期比6,8%増)となった。

次期の見通し
動車業界向け搬送システム事業は、国内・北米・東南アジア・インド等での積極的な設備投資が見込まれるが、国内のIT・食品・飲料・医薬などの製造業や流通業界向けの物流センター・工場内の保管・搬送・仕分け・ピッキングシステム事業は、大規模システムに一服感が予測されるものの、中・小型システム分野や豊富な納入実績を基盤にリニューアルとサービス事業は拡大するとみている。

次期の業績は、受注高2,200億円(6,9%減)、売上高2,300億円(1,2%減)、営業利益180億円(4.4%減)、経常利益175億円(5.3%減)、当期純利益107億円(6.0%減)を見込んでいる。

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