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上組/平成19年3月期決算、各分野とも好調で増収増益

2007年05月23日/決算

(株)上組の平成19年3月期連結決算の業績は、売上高が2,070億15百万円(前期比6%増)で、営業利益は10.3%増の211億60百万円、経常利益は10.3%増の224億60百万円となり、当期純利益も9.0%増の130億30百万円となった。

セグメント別では、港湾運送事業部門が、コンテナターミナルでの取扱いを中心に船内、沿岸作業が順調な推移を示し、輸出ではコンテナ、自動車、鉄鋼製品、機械、プラントが好調な取扱いで、輸入はコンテナ、鉄鉱石、飼料の取扱いが好調に推移したことから、当事業部門の収入は726億1百万円と前期に比べて6.4%の増収となった。

倉庫、運輸関連事業部門も、国内景気の拡大を反映して倉庫工場荷役請負事業が堅調に推移するとともに、港湾運送事業との結合による本船荷役から、保管・配送までの一貫物流を組込んだサプライチェーン・マネジメントの浸透により、順調な取扱いとなり、収入は1,158億82百万円と前期に比べて3.6%の増収となった。

次期の見通しは、各物流拠点での貨物取扱量の増加やエネルギー関連作業、重量貨物運搬作業が順調に推移するものと見込まれることから、売上高2,180億円、経常利益240億円、当期純利益139億円を見込んでいる。

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