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菱食/平成20年12月期第1四半期、損失続く

2008年05月08日/決算

菱食の平成20年12月期第1四半期の業績は、売上高が、前年第2四半期より新規連結した大分県酒類卸の寄与により前年同期比13億22百万円増加の3,248億22百万円となったが、中国冷凍餃子問題が影響し、実質減少となっている。
一方、利益面は、売上総利益率は改善したが、新規事業(チルド事業)の先行費用、販管費が増加し、営業損失は12億92百万円(前年同期11億24百万円損失) 、経常損失は11億99百万円(10億41百万円損失)、当期純損失は11億13百万円(10億56百万円損失)となった。
食品流通業界は、相次ぎ発生した「食」の安全性を揺るがす問題に加え、原材料価格の高騰に起因する値上げ等により、食品消費は低調に推移し、価格競争・物流コストの増加も相まって、厳しい経営環境が続いた。
このような状況下、同社グループは、生活者と小売業、メーカーとの間で潤滑油となるため全温度帯フルラインによるフードコーディネート機能を強化し、あわせて「ローコスト経営の徹底」を継続することにより、業績の向上に努めた。

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