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櫻島埠頭/ばら貨物、物流好調で増収増益

2008年08月04日/決算

櫻島埠頭が7月31日に発表した2009年3月期第一四半期の業績は、売上高12億8900万円(前年同期比10.0%増)、営業利益は1億2600万円(100.6%増)、経常利益は1億4400万円(92.0%増)、当期利益は8700万円(61.1%増)と増収増益となった。

部門別の概況では、ばら貨物部門の荷役業務が石炭とイルメナイトが好調に推移。荷役数量が51万トン(30.2%増)と向上し増収となった。また荷役数量が増加したため海上運送・保管業務も増収を確保。一方、陸上輸送などはトラック運送が減少した。これらの要因で、同部門の売上高は4億7500万円(19.6%増)と堅調に推移した。

液体貨物部門は、石油類で工業用原料油の稼動タンクが一部契約を満了したため減少したものの、ガソリン類・重油類で新規顧客を獲得。前年並みの売上水準を確保。化学品類では、酢酸などが好調だったため増収となり、同部門は売上高3億7200万円(2.3%増)の微増となった。

物流倉庫部門は、低温倉庫、第2低温倉庫でゴールデンウィーク期間中の取扱数量が増加。反面、冷蔵倉庫は取扱数量が伸び悩んだ。危険物倉庫と食材加工施設は、前年同期並みに推移。売上高は4億3900万円(7.6%増)となった。

通期の業績予測では、売上高47億円、営業利益1億3000万円、経常利益1億4000万円、当期利益8000万円を見込んでいる。

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