三和倉庫が10月30日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高は29億6100万円（前期比4.5％増)、営業利益3億2200万円（22.6％増）、経常利益3億5500万円（23.2％増）、当期利益1億8900万円（23.6％増）と増収増益を確保した。
中間期は中期経営計画の「ステップ・アップ三和倉庫」に沿った形で、物流基盤の拡大・強化、品質向上などを目指し営業活動や原価低減などに努めた。物流事業では、倉庫業が保管数量は減少したものの、保管残高や取扱数量の増加などで増収を確保。運送業も取扱数量の増加で増収となったが、作業の受注は通関の取扱い高減少で減収となった。
現状で通期の業績予測に変更はなく、売上高57億5000万円（0.6％増）、営業利益5億3000円（0.6％増）、経常利益5億4000万円（0.2％増）、当期利益3億円（4.3％増）と小幅な伸びにとどまる見通し。
