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リンコーコーポレーション/一般貨物増加などで増収増益、当期利益251.9%増

2008年11月04日/決算

リンコーコーポレーションが10月31日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高は121億6900万円(前期比2.7%増)、営業利益6億200万円(21.3%増)、経常利益5億6800万円(25.8%増)、当期利益3億1600万円(251.9%増)と好調に推移した。

部門別の概況は、運輸作業部門の港湾運送事業でのる船内取扱数量は、一般貨物は増加したもののコンテナ貨物が減少。295万3000トン(9.0%減)となり、貨物自動車運送事業収入、倉庫事業収入などとの合計でも52億4500万円(0.2%増)と横ばい。

損益面では、将来の業容拡大を意図した物流倉庫などの設備投資で減価償却費などが増加。営業利益は5億1000万円(7.4%減)となった。9月から新潟-ロシア間の定期コンテナ航路が11年ぶりに復活した。

港湾部門の売上高は1億2500万円(2.9%減)、経費面では港湾機能維持のための修繕費が減少し、営業利益は2500万円となった。不動産部門では、小型宅地開発販売を開始し5億400万円(3.2%増)、営業利益は1億9700万円(13.7%増)と好調。機械販売部門は昨年からの大型機械の整備売上増加、前年度受注の産業機械、建設機械が売上に計上され、売上高は9億2800万円(21.9%増)、営業利益は6200万円(232.7%増)と大場増益を確保した。

その他、内航海運取扱事業は取扱隻数が増加し増収となりました。通関業、船舶代理店業などと合計した売上高は7億6700万円(8.5%増)、営業利益は2億7300万円(5.0%減)となった。

通期の見通しに修正はなく、通期売上高は234億3600万円(3.8%減)、営業利益9億6700万円(0.8%減)、経常利益8億3600万円(5.5%減)、当期利益2億8800万円(9.68%増)と減益が続く見通し。

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