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中央運輸/子会社が売上拡大に貢献、営業利益63.6%増

2008年11月25日/決算

中央運輸が11月21日に発表した2008年9月期決算によると、売上高は72億7100万円(前期比19.7%増)、営業利益8600万円(63.6%増)、経常利益6500万円(69.1%増)、当期利益3000万円(前期は1億6100万円の当期損失)と増収増益となった。

新規顧客の獲得や既存顧客との取引深耕などの売上拡充策を展開。想定外の原油価格高騰は利益面を圧迫したが、バイク便での医療機関、調剤薬局への医薬品配送業を担当するグッドロジの雇用安定、業務改善効果などで、グッドロジは利益にも寄与できる状態に成長した。過年度消費税、加算税の発生が見られ特別損失として計上したが、それでも大幅な増収増益を確保した。

部門別の概況は、貨物自動車運送事業が大手医薬品卸会社などとの取引深耕で売上が拡大。昨年10月に稼動したリースアップ機器の収集・運搬など環境関連事業の寄与もあり、売上高は56億8200万円(22.8%増)の大幅増を記録した。倉庫事業は、目立った変動要因はなく売上高は5億7900万円(0.8%増)と横ばいで推移。その他事業も賃貸部門は変動要因はないものの、グッドロジの本格稼動が寄与し売上高は10億8600万円(24.8%増)とこちらも大幅増となった。

通期は売上高75億円(3.1%増)、営業利益3000万億円(36.6%増)、経常利益9000万円(37.3%増)、当期利益5000万円(63.1%増)をそれぞれ見込んでいる。

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