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アスクル/粗利益率低下で利益に影響、営業利益19.4%減

2008年12月18日/決算

アスクルが12月17日に発表した2009年5月期第2四半期決算によると、売上高952億3600万円(前期比3.3%増)、営業利益36億300万円(19.4%減)、経常利益36億7800万円(18.2%減)、当期利益19億5500万円(19.1%減)と増収減益となった。

間接材一括購買システムの認知度向上に注力。セミナー開催などで顧客への認知度向上を図った。また既存企業向けではネット上での販促活動を強化し、中堅・大企業向け購買システム「アスクルアリーナ」の営業活動にも注力。カタログ販売でも家具で1700アイテムを追加したほか、医療系消耗品などで約130アイテムの値下げを実施した。

一方で、原材料価格高騰を受け仕入れ価格抑制に努めたものの、粗利益率の低下は避けられなかった。調達面・開発面での取り組みを強化したため、また、10月から販売価格改定を一部製品で行なったため、粗利益率は回復傾向にあるという。

通期業績は売上高2009億1300万円(5.9%増)、営業利益81億円(16.8%減)、経常利益82億円(16.4%減)、当期利益40億円(19.8%減)と減益傾向が続く見込み。

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