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三洋電機ロジスティクス/第3四半期、売上高2.2%減、営業利益8.2%増

2009年01月26日/決算

三洋電機ロジスティクスは1月23日、2009年3月期第3四半期決算を発表し、売上高は、流通系物流の取引拡大はあったものの、メーカー物流事業の縮小により288億4700万円(前年同期比2.2%減)、利益面は、倉庫内作業のオペレーション改善、拠点集約等による荷捌費、再保管費と外注人件費の倉庫原価低減が寄与し、営業利益は16億6200万円(8.2%増)、経常利益17億200万円(4.8%増)、当期利益7億7900万円(11.2%減)となった。

ロジスティクス・ソリューション事業は、既存顧客との取引拡大と宅配・設置事業の取引拡大に積極的に取り組み、物流量増加による利益の拡大、3PLシステムの倉庫内作業のオペレーション改善による原価低減等が寄与し、売上高は130億1200万円(2.6%増)、営業利益は14億2200万円(38.1%増)と大幅に収益がアップした。

しかし、国際物流事業は、前年同期に好調であった大型冷蔵庫、エアコン部材などの輸出入物量が減少し、売上高は8億1900万円(32.4%減)、営業利益は1億1300万円(47.6%減)となった。

さらに、国内一般物流事業は、生産物流(生産地から流通センターまでの輸送)の低下により、売上高は150億1500万円(3.8%減)、営業利益は11億4400万円(12.2%減)と悪化した。

通期の業績見通しは、売上高400億円(4.7%増)、営業利益18億1000万円(6.8%増)、経常利益19億3000万円(6.2%増)、当期利益11億1000万円(15.0%増)を見込んでいる。

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