東海汽船が5月13日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は23億6700万円（前年同期比11.2％減）、営業損失8700万円（前期は1億9200万円の営業損失）、経常損失1億1400万円（1億8000万円の経常損失）、当期損失1億1600万円（1億3100万円の当期損失）と赤字幅が改善した。
主な事業の概況は、主力の海運関連事業の貨物部門は、公共工事関連資材の輸送が減少したため、貨物取扱量は全島で8万1000トン（前期は8万7000トン）となった。
費用面では原油価格の下落により船舶燃料費が大幅に減少。売上高は17億4400万円（11.3％減）、営業利益は1億2300万円（前期は営業損失200万円）となった。
来期は売上高107億円（11.1％減）、営業利益2億7000万円（208.3％増）、経常利益2億9000万円（227.4％増）、当期利益1億8000万円（454.1％増）の見通し。
