神栄が5月15日発表した2009年3月期連結業績によると、物流関連事業の売上高は62億4400万円(前年同期比25.1%減)、営業利益1億2400万円(18.0%増)となった。
建築金物の取扱いが、市場環境の影響を受け低迷したが、輸入板ガラスは産業用を中心に業績に寄与。これまでの生活雑貨の取扱いに加え、家電量販店向け小物家電製品の取扱いを開始した。ベアリングなど金属製品の輸出は、米国を中心とした景気悪化や円高の進行で苦戦。
中国向け建設機械やロシア向け道路建設用資材プラントは世界的な金融危機の影響を受け、取扱いは減少した。