カゴメが7月23日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は451億9700万円（前年同期比7.0％減）、営業利益28億200万円（86.2％増）、経常利益31億2900万円（86.0％増）、当期利益19億4800万円（181.0％増）となった。
主力の食品セグメントの売上高が6.9％減の448億1300万円、飲料事業の売上高は12.5％減の230億1700万円、通販事業売上高も11.4％減の12億4700万円と大幅減となるなどの一方、運送・倉庫業、不動産賃貸業などその他のセグメントの売上高は0.8％増の33億700万円と微増を確保した。
ギフト事業で中元・歳暮以外にも、新たな贈答機会への対応力を強化し、通年でのギフトビジネスの継続成長を目指すほか、飲料事業の恒例行事「新物トマトジュース一斉出荷」（8月）などで通期は売上高1800億円（2.8％増）、営業利益68億円（52.9％増）、経常利益70億円（64.7％増）、当期利益38億円（89.9％増）を目指す。
