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コマーシャル・アールイー/AM事業で開発案件が停滞、当期損失6億3900万円

2009年08月07日/決算

コマーシャル・アールイーが8月7日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は104億3000万円(前年同期比17.7%増)、営業損失4億1900万円(前期は4億9700万円の営業損失)、経常損失5億3600万円(6億5500万円の経常損失)、当期損失6億3900万円(14億1400万円の当期損失)となった。

事業系不動産のプロパティマネジメント事業への集中特化の方針を打ち出しており、7月の組織変更でサブリース事業の空室物件の入居付けを行なう専門組織「リーシング事業部」を新設。売上増による空室の改善による収益改善に取組んでいる。

また、並行してサブリース事業における原価(借上賃料)の削減に取組み、原価低減での収益改善に取組んでいる。第1四半期のプロパティマネジメント事業は売上高70億6600万円(74.1%増)と好調に推移。

この事業での第1四半期の業績は前期に天幸総建が連結対象ではなかったため、売上高が大幅に増加した。営業利益は、住居系プロパティマネジメント事業の業績の低迷などで5600万円の営業損失(前期は8000万円の営業損失)を計上した。

アセットマネジメント事業では、売上高は33億6400万円(29.9%減)の大幅減となった。前期比で開発案件の売却件数が減り売上高は減少した。営業利益は、不動産市況の低迷を受け売却価格が下落し、当初予定していた利益が確保できず100万円の営業損失(9700万円の営業利益)を計上した。

通期は売上高400億円(24.5%減)、営業利益8億5000万円、経常利益5億5000万円、当期利益3億円を見込んでいる。

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