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コマーシャル・アールイー/売上高36%減、営業損失12億8600万円

2010年02月15日/決算

コマーシャル・アールイーが2月15日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は257億7800万円(前年同期比36.2%減)、営業損失12億8600万円(前期は31億5200万円の営業損失)、経常損失17億4100万円(35億5900万円の経常損失)、当期損失19億8100万円(71億700万円の当期損失)となった。

第3四半期は大型開発物件の売却件数が減少し、売上高は大幅に減少した。営業利益はグループ全体で販売費・一般管理費の削減に努めたが、PM事業の業績低迷などで営業損失を計上した。また、本社と福岡支店の移転、本部の開設を行うため、これに伴う原状回復費用、移転費用などの事業再構築に係る特別損失として8600万円を計上。

一方、7月に組織変更を行い、サブリース事業の空室物件の入居付けを行なう部門を新設。空室の改善による収益改善に取り組んでいる。また、並行してサブリース事業の原価(借上賃料)の削減にも取組んでいる。

事業別の概況は、PM事業の売上高は200億7800万円(5.7%増)。前第1四半期は天幸総建が連結対象ではなかったため、売上高が増加。営業利益は、住居系PM事業の業績低迷などから2億8700万円の営業損失(前期は1億4100万円の営業損失)を計上した。

AM事業の売上高は57億3900万円(73.4%減)。前期から開発案件の売却件数が減ったため、売上高は減少した。営業利益は、不動産市況の低迷と融資環境の悪化などで売却価格が下落し、予定していた利益が確保できず、5900万円の営業損失(15億300万円の営業損失)を計上した。

通期は売上高377億3000万円(28.8%減)、営業損失4億3000万円、経常損失8億3000万円、当期損失9億3000万円を見込んでいる。

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