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国交省/6月の特別積み合わせ貨物輸送量8.8%減

2009年10月01日/調査・統計

国土交通省が9月30日に発表した6月のトラック輸送情報によると、特別積み合わせ貨物輸送量(調査対象27社)は552万8630トンと前年同月比で約53万トン・8.8%減となった。

平均稼働日数は25.4日と1.0日増加し、稼動1日あたりの輸送量は21万7663トンと約3万1000トン・12.4%減となった。

宅配便(19社)の取扱個数は2億5650万個と約1241万個・4.6%減となった。

27社の品目別輸送動向では、前年同月比で農水産品、食料工業品が増加したものの、他の品目では輸送量が減少した。不況での工場・生産地からの貨物減などが主な減少要因となっており、その他(百貨店配送品)ではデパート、スーパーの貨物減が要因となっている。

全国の一般貨物トラック事業者(799社)の実績では、輸送量は8.5%減となった。地域別動向では沖縄(28.6%増)が金属製品の増加などで増加した以外は全地域で減少。最も落ち込みが大きかったのは中部の15.9%減で、商社・問屋からの貨物減によりその他の窯業品、取り合せ品の輸送量が減少している。

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