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日本レップ/営業利益2倍、当期損失26億8900万円

2009年11月06日/決算

日本レップが11月6日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高108億2600万円(103.2%増)、営業損失9億7700万円(前期は7億2200万円の営業利益)、経常損失23億5100万円(1億3200万円の経常利益)、当期損失26億8900万円(1億7100万円の当期損失)となった。

将来の事業機会を探りつつ、事業環境を慎重に見極めながら、財務体質の改善と経営基盤の整備と、大型私募ファンドのバリューアップに注力した。

第1四半期には、リコースローンを完済し、保有資産の評価損と引当の計上を行うことで財務体質を改善したが、第2四半期は、各種コストの徹底した見直しを進め、販売費・一般管理費の低減に努めた。ことし7月に実施した希望退職者の募集についても、48名の応募があり、施策の効果は、第3四半期連結会計期間以降に順次現れてくるものと同社は予想している。

大型私募ファンドのバリューアップに関しては、連結する大型私募ファンドの空室物件においてリーシング活動が進展し、新たな長期の賃貸借契約の締結に成功した。不動産仲介関連事業やアセットマネジメント事業とも順調に推移している。

事業の種類別セグメントをみると、不動産仲介関連事業は、おおむね当初見込みどおり進捗し、第2四半期における売上高は9000万円、営業利益70万円となった。累計期間における売上高は1億8200万円、営業利益100万円だった。

アセットマネジメント事業においては、市場環境の変化に対応するため、引き続き新規の物件取得を抑制し、既存ファンドの運用と連結する大型私募ファンドのバリューアップに注力した結果、おおむね当初見込みどおりに進捗し、ファンド関連のフィー収入、連結対象である大型私募ファンドの物流不動産の賃料収入を計上した。

第2四半期における売上高は9億3700万円、営業利益4400万円となった。累計期間における売上高は106億4100万円、営業損失4億4900万円となった。同事業における運用資産の残高は1226億円となっている。

通期業績予想は、売上高134億7300万円、営業損失9億7000万円、経常損失29億6700万円、当期損失32億8400万円の見通し。

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