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鉄鋼連盟/10月の粗鋼生産量は879万トン、前年同月比12.9%減

2009年11月19日/調査・統計

日本鉄鋼連盟が11月19日に発表した10月の鉄鋼生産概況によると、銑鉄、粗鋼、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼) の生産量は前月比で増加した一方、前年同月比では13か月連続で減少し、銑鉄の生産量は661.4万トンと前年同月比9.3%減と減少した。

10月末の高炉稼働基数は9月から1基増え34基中26基だった。

粗鋼生産量は879.5万トンと12.9%減で13か月連続で減少。また炉別生産では、転炉鋼が697.9万トンと8.6%減、電炉鋼が181.6万トンと26.1%減となり、転炉鋼が13か月連続、電炉鋼は14か月連続の減少となった。

鋼種別生産量では、普通鋼が705.8万トンと9.8%減、特殊鋼が173.7万トンと23.7%減を記録。普通鋼は13か月連続の減少、特殊鋼は12か月連続で減少した。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼計)生産は773.6万トン・14.1%減、1~10月では6120.1万トン(33.5%減)となった。主要品種の生産内訳では、広幅帯鋼が373.1万トン(4.1%減)と13か月連続で減少。厚板は93.2万トン(23.9%減)と9か月連続で減少。

条鋼類では小形棒鋼が75.0万トン(9.8%減)と26か月連続で減少し、H形鋼は27.3万トン(27.3%減)と14か月連続で減少した。

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