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鉄鋼連盟/11月の銑鉄生産量は1.8%増の666万トン

2009年12月18日/調査・統計

日本鉄鋼連盟が12月18日に発表した11月の鉄鋼生産概況によると、銑鉄、粗鋼は前月比・前年同月比とも増加、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼) の生産量は前月比・前年同月比で減少し、銑鉄の生産量は666.0万トンと前年同月比1.8%増となり、前年比で14か月ぶりの増加となった。

11月末の高炉稼働基数は10月同様で34基中26基だった。

粗鋼生産量は885.8万トンと前年同月比0.5%増で14か月ぶりの増加となった。

炉別生産では、転炉鋼が704.4万トンと0.9%増(前年同月比5.6%増)、電炉鋼が181.4万トンと0.4%減(15.4%減)となり、前年同月比では転炉鋼が14か月ぶりの増加、電炉鋼は15か月連続の減少となった。

鋼種別生産量では、普通鋼が700.9万トンと前月比0.8%減(前年同月比2.2%増)、特殊鋼が184.9万トンと6.4%増(5.5%減)となり、普通鋼は14か月ぶりの増加で、特殊鋼は13か月連続で減少した。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼計)生産は767.7万トンで前月比0.8%減(前年同月比1.2%減)、前年同月比では14か月連続の減少となった。1~11月では6888.3万トン(31.0%減)となった。

主要品種の生産内訳では、広幅帯鋼が365.4万トン(前月比1.7%減、前年同月比11.2%増)と前年同月比で14か月ぶりの増加となった。厚板は95.4万トン(2.2%増、17.5%減)と、前年同月比では10か月連続の減少だった。条鋼類では小形棒鋼が69.4万トン(6.9%減、2.5%減)と前年同月比で27か月連続の減少し、H形鋼は25.4万トン(7.1%減、14.4%減)と前年同月比では15か月連続で減少した。

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