(株)ヒューテックノオリンの平成19年3月期連結決算は、売上高321億9100万円(前期比8.6%増)、営業利益16億4200万円(2.6%減)、当期純利益10億3500万円(2.2%減)と、増収減益だった。
ITを駆使した荷役機器の導入を積極的に図り、期初に通過型、在庫型、流通加工型の機能を併設した複合型物流センターを関東第二支店(埼玉県越谷市)として開設。本格稼働を開始した関西支店第二センター(大阪府高石市)、栗橋センターなどチェーンストア物流を担当するセンターで取扱物量が増加した。
しかし、主に関東第二支店などの立ち上げに伴う初期費用や安定稼働に向けての外注費の増加が響き、利益面は苦戦した。