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杉村倉庫/保管料収入が減少し減収

2008年08月01日/決算

杉村倉庫の2009年3月期第1四半期決算によると、売上高は27億200万円(前年同期比6.0%減)、営業利益は2億5900万円(43.8%増)、経常利益は2億2600万円(39.5%増)、当期利益1億300万円(43.0%増)と減収増益となった。

事業別の概況は、倉庫業の売上高が14億1800万円(5.0%減)。独自開発の物流情報システムの活用などで差別化を計り、機械、紙・パルプの取扱量が増加したものの米や繊維製品などの取扱数量が減少し、保管料収入が減少。また、輸入野菜の入庫が減少し荷役荷捌料収入が減少したことなどが影響した。

配送やオフィス移転などの運送業は、昨年大阪港営業所・福崎倉庫に新倉庫を建設した効果が現れはじめ、この関連の貨物運送や構内作業では実質増収となった。反面、他の引越・移転業務は受注が減少。このため、売上高は10億1100万円(10.3%減)に終わった。

通期の業績見通しでは、売上高113億円、営業利益10億5000万円、経常利益8億5000万円、当期利益5億円を見込んでいる。

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