山九が1月31日に発表した2011年3月期第3四半期業績によると、売上高2799億200万円(前年同期比1.2%減)、営業利益147億9000万円(11.5%減)、経常利益138億4100万円(12.2%減)、当期利益71億3000万円(22.9%減)となった。
全体では、物流分野では港湾、国際物流を中心に輸出入貨物の取扱いなどが回復基調となっているものの、機工分野は大型設備工事、大規模定期修理などの案件が少なく受注環境は厳しいものとなっている。
物流分野では売上高1534億400万円(10.9%増)、営業利益41億600万円(111.8%増)となった。
機工分野では売上高1111億3000万円(14.7%減)、営業利益99億2400万円(30.5%減)だった。
通期の業績予想は、売上高3800億円(1.9%減)、営業利益202億円(7.0%減)、経常利益192億円(4.6%減)、当期利益102億円(13.5%減)の見通し。
アルプス物流 決算/4~6月の売上高5.9%増、営業利益11.9%減