名港海運が2月7日に発表した2011年3月期第3四半期業績によると、売上高405億100万円(前年同期比17.4%増)、営業利益16億6000万円(1億9500万円の営業損失)、経常利益30億400万円(104.4%増)、当期利益17億4700万円(72.2%増)となった。
営業の基盤を置く名古屋港の港湾貨物は、前年同期と比べ、輸出入貨物ともに大幅な増加。輸出貨物では自動車部品等が回復したことに加え、輸入貨物も非鉄金属等が回復したことから、取扱は大幅な増加となった。
通期の業績予想は、売上高535億円(13.3%増)、営業利益22億円(-)、経常利益41億5000万円(89.9%増)、当期利益21億円(64.8%増)の見通し。
名港海運 決算/4~6月の売上高1.7%増、営業利益4.4%増