パナソニックコネクトは7月9日、物体追跡技術を活用した課題発見型カイゼン支援ソリューション「CYTIS Insight for Worker(サイティスインサイト)」を提供開始したと発表した。
「サイティスインサイト」は、物流・製造現場の人・モノの動きから作業のボトルネックを可視化し、現場の改善に向けた真因分析を支援する。
昨今の物流業界での人手不足の深刻化により、倉庫運用・生産プロセスの効率化が求められる中で、作業効率の改善に向けた分析を支援し、現場の生産性向上に寄与するのが本サービスの目的だ。
現場改善のプロセスとして「可視化」「標準化」「最適化」の3段階を掲げており、「サイティスインサイト」はこのうちの「標準化」を支援するものだ。画像認識AIなどのセンシングと物体追跡技術を用いて現場を可視化し、計画と実績の対比で課題を抽出、作業を標準化する。
今後も、「現場から始める全体最適化」をコンセプトとし、ソリューションのラインナップ拡充を進め、顧客のSCM 変革を支援していくとしている。
パナソニックコネクト/フォークリフト荷役の可視化アプリ提供開始