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エスライン/4~12月の売上高7.5%増、営業利益48.0%減

2011年02月11日/決算

エスラインが2月10日に発表した2011年3月期第3四半期決算によると、売上高309億4600万円(前年同期比7.5%増)、営業利益3億6000万円(48.0%減)、経常利益4億6300万円(40.8%減)、当期損失8100万円(前年同期は6億1900万円の当期利益)となった。

貨物自動車運送事業のうち、グループの主力である特別積合せ部門は、集配網と幹線輸送網に物流加工業務を組み込んだ量販店向けの一貫納品物流システムの提供や、同業他社からの配送受託業務のエリアを拡大するなど物量確保に努めた。

専門輸送の分野は、大型家具の配送や設置業務に加えて、エコポイント制度による駆け込み需要で取扱量が急増した家電配送業務が好調に推移し、増収となった。

しかし、家電特需に対応するための外部委託費や、特別積合せ部門における傭車費用や他業者への中継費用が増加したことと、軽油価格の高騰による燃料費の増加などにより、厳しい状況が続いた。

この結果、物流関連事業の売上高は304億7300万円、セグメント利益は7億7400万円となった。

通期の業績は、売上高405億円(4.4%増)、営業利益5億円(45.6%減)、経常利益6億円(42.0%減)、当期利益1億2000万円(83.8%減)の見通し。

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