DHLとルフトハンザカーゴは4月6日、欧州委員会(欧州連合の政策執行機関)による日本への救援物資について、無償航空輸送を実施したと発表した。
<成田国際空港に到着したエアロ・ロジック>
フランクフルトを4日出発した貨物機は両社が共同出資した貨物航空会社のエアロ・ロジックにより運航され、4月6日朝、東京に特別就航した。東京からはDHLジャパンが直接、被災地へ物資を輸送する。
この貨物機でハンガリー、スロバキア、スウェーデンから到着した約30トンにのぼる物資には、缶詰、テント、毛布、寝袋、衣類などが含まれる。被災地域において深刻に不足しているこれらの物資の提供は、日本政府からの要望に応えたものという。
成田国際空港へ貨物機が到着後、DHL ジャパンが30トンの救援物資を荷受人である宮城県庁および日本ハビタット協会へ届けるべく、仙台市へ向けて出発する。