横浜ゴムは4月8日、輸出用タイヤの価格を順次値上げすると発表した。
対象となるのは、乗用車用、小型トラック用、トラック・バス用、建設・産業車両用タイヤ・チューブなどの全商品。地域は、国内を除く全海外向けで、値上げ幅は最大15%程度を計画しているが、地域と商品により、それを上回る場合もあるとしている。
今回の値上げは原材料費が今までにない高い価格レベルで留まっており、天然ゴムを中心にタイヤ原材料の購入価格が大幅に増加しているため。内部改善などの継続的な企業努力を実施しているが、原材料費の高騰分を吸収することが困難な状況であるため、値上げを実施することになった、としている。