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コクヨ/中国浙江省のスチール家具工場へ出資、合弁会社化

2011年05月02日/物流施設

コクヨグループのコクヨファニチャーは5月2日、中国におけるオフィス家具販売を強化するために中国浙江省のTailik社と合弁契約を締結したと発表した。

5月中旬を目途に資本金を振り込み、7月に登記完了・合弁会社設立の予定で、6月には同社敷地近郊に工場を新築し、生産設備を移転・増強する。

今回のスチール家具工場への出資により、コクヨとして初めて現地内需をターゲットとしたフル・バリューチェーンが整備する。

今後、さらにバリューチェーンを強化し、現地のハイエンドからミドルハイエンド顧客企業をターゲットに、上海・北京・深センといった沿岸部主要都市へは顧客に直接販売、成都・重慶等の内陸部主要都市には販売代理店経由で事業を展開する。

生産品目は、デスク、ワークステーション、収納庫で、販売目標を3~5年以内に約50億円としている。

■出資後の合弁会社の概要
商号:平湖台麗弁公自動化設備有限公司
本社所在地:中国浙江省平湖経済開発区興平三路188
資本金:186万米ドル
持分比率:林松基84.95%、コクヨファニチャー15.05%
代表者:林松基(董事長)
事業内容:オフィス家具、アルミニウム製品、プラスチック製品、金属製品、照明器具、装飾耐火材料、電子計算機外部設備の製造、販売
設立時期:2011年7月(予定)
工場面積:約22,000㎡
従業員数:107名

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