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JFEエンジニアリング/震災廃棄物焼却炉プラント受注

2011年06月10日/未分類

JFEエンジニアリングは6月9日、仙台市が進める震災廃棄物処理事業で仮設焼却プラントの設置業務を受注したと発表した。

この業務は、市内東部の蒲生地区に設置されるプラントの設計・建設・事業終了後の解体撤去までを請け負うもの。本年10月より破砕処理と焼却を開始する予定だ。

東北地方の沿岸被災地域では、約2500万tと言われる大量の震災廃棄物の早期処理が焦眉の課題となっている。同社は、震災発生後いち早く仮設焼却プラントの設置を決定した仙台市からの要請に応え、迅速な廃棄物処理開始のための検討・提案を行ってきた。

同社の廃棄物処理に関する豊富な経験とノウハウを活用し、建設工期短縮を図った提案が評価され、今回の受注となった、としている。

震災廃棄物処理は、「ライフライン復旧」「仮設住宅の建設」と並び、被災地復興に向けた重点課題のひとつ。同社は仙台市以外の他地域に対しても、地域事情に即した廃棄物処理提案を行い、被災地の復興にグループを挙げて協力する、としている。

■概要
発注者:仙台市
件名:蒲生搬入場内仮設焼却炉賃貸借
納入場所:仙台市宮城野区蒲生八郎兵
賃借期間:2011年10月1日~2014年3月31日
主要納入設備:キルン式焼却炉(90t/日)、破砕機、発電機(700kW)
重機類
処理対象物:廃木材、可燃性粗大ごみ、流木、廃プラなど

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