日通総合研究所は1月23日、物流業務の効率化に向け「プロマネ力とデータ分析力の強化講座」を開催する。
物流の管理者が、マネジメントそしてオペレーション上で業務効率化を図る上の要諦を、プロマネ力/データ分析力の視点でそれぞれのプロが解説する。
マネジメント上は、物流プロジェクトの特徴として利害関係者が複雑で要求事項が多岐にわたることが挙げられ、同時に働き方改革を迫られる状況から、効率的な業務推進に日々苦慮している。
オペレーション上は、商流過程(輸配送/保管/流通加工等)を支える物流事業者としては、現場で収集するデータが拠り所となり、効率化に向けてはその分析力がより一層重要になっている。
講義、ディスカッション、小演習で進めますので、参加をお待ちしています。
■開催概要
日時:1月23日(水) 13:00~17:40(受付12:30~)
会場:東京都港区東新橋1-9-3 日本通運本社ビル 4階会議室C
参加費:1名/22,000円(税込)
定員:50名(最少開催人数:20名)
申込締切:1月21日(月)13:00
対象者:
物流事業者、荷主企業の
・マネジメント及びオペレーションの責任者
・物流の企画/運営に携わる方
■詳細・申込み
https://www.nittsu-soken.co.jp/training/seminar/2018lz05
■プログラム
13:00~13:10 オリエンテーション
13:10~15:15
第1部 マネジメント編 ~PMを活用した効率的な業務推進~
アイシンク
代表取締役 伊藤健太郎
1.生産性向上を妨げる要因
・仕事が非効率になる要因 (講義・ディスカッション)
2.仕事をプロジェクト化する効果と方法
・生産性を高めるために効果的な「プロジェクト化」とは (講義・ディスカッション)
3.プロジェクトマネジメントの基礎知識
・プロジェクトマネジメントとは何か
スコープ(WBS)/ スケジュール/ リスク/ チームパフォーマンスの向上等
(講義・小演習・ディスカッション)
4.ステークホルダー(利害関係者)の効果的なマネジメント
・生産性向上に影響するステークホルダーマネジメントの考え方
(講義・小演習・ディスカッション)
5.まとめ
・生産性向上のために取り組むこと
・明日から活用できるポイントと質疑応答 (講義・ディスカッション・Q&A)
15:30~17:40
第2部 オペレーション編 ~物流で求められるデータ分析力~
日通総合研究所
Consultant (Advanced Solutions Unit)
川本信秀
1.マネジメントとは
・日常管理と方針管理
・PDCAサイクルの概要
・チェック機能としてのKPI、データ
(講義)
2.KPIの活用方法
・KPIの種類
・生産性の活用方法
(講義)
3.データによる問題発見
・物流コスト計算式による着眼点
・入出荷物量分析
・在庫分析
・作業時間分析
(講義)
4.仮説検証によるデータ分析
・仮説検証によるデータ分析方針
・問題解決ストーリー
・発表(グループ代表)
(講義・小演習・ディスカッション)
■講師プロフィール
伊藤健太郎
アイシンク
代表取締役
日本鋼管(NKK、現JFEエンジニアリング)にて船舶用エンジンの製造や、環境プラントの国内・海外でのプロジェクトに従事。主な著書に「プロジェクトはなぜ失敗するのか(日経BP社)」「戦略的エンタープライズプロジェクトマネジメント(翻訳、生産性出版)」「狩猟型プロジェクト・マネジャーの哲学(生産性出版)」などがある。米国PMI認定PMP取得、東京大学特別講師も務める。
九州大学工学部修士課程修了。
川本信秀
日通総合研究所
Consultant (Advanced Solutions Unit)
建設コンサルタント会社を経て、日通総合研究所に入社。物流コンサルティング業務や新規事業「ろじたん」の企画・営業に従事しており、改善活動や自動化・システム化方針策定の支援、マニュアル作成、RPA導入支援などを行っている。
改善や自動化、システム化にあたり、既存・調査データを用いて、入出在庫、人員配置の現状把握から将来シナリオのシミュレーションを実施している。
鳥取大学工学研究科修士課程修了。
■申込み・問い合わせ
日通総合研究所
ロジゼミ事務局 担当:山内
東京都港区東新橋1-9-3
TEL:03-6251-3279(平日10:00~18:00)
FAX:03-6251-6450
https://www.nittsu-soken.co.jp/training/seminar
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