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エーアイテイー/3月~5月の売上高7.5%増、営業利益11.0%減

2011年07月04日/決算

エーアイテイーが7月4日に発表した2012年2月期第1四半期業績によると、売上高は35億1100万円(前年同期比7.5%増)、営業利益2億3300万円(11.0%減)、経常利益2億4500万円(9.6%減)、当期利益1億4700万円(10.3%減)となった。

取扱貨物量は、前年同期と比較すると鈍化したものの着実に増えており、海上輸送の取扱貨物量は輸出入合計で前年同期比11.1%増、航空輸送の取扱貨物量は前年同期比17.1%減、通関受注件数は前年同期比13.4%増となった。

セグメント別にみると、日本では、東日本大震災直後は、消費自粛のマインドから取扱貨物量が一時的に鈍化した。しかし、社会全体の復興ムードの高まりから、生活・防災関連を中心とした復興需要での輸入貨物を順調に取込むことができた。

その結果、輸送形態別での取扱貨物量は、海上輸送の取扱コンテナ本数では、輸出入合計3万6531TEU(前年同期比11.1%増)、航空貨物輸送では682トン(17.1%減)、通関受注では8716件(13.4%増)と推移した。

利益面では、取扱貨物量は順調に推移したものの、同業他社との競合の影響もあり、粗利益率は前年同期比1.4ポイント下落しており収益性の圧迫要因となった。

結果、日本での売上高は30億8600万円(前年同期比5.2%増)、営業利益は2億300万円(8.9%減)となった。

中国は日本向け貨物量が好調に推移した結果、売上高は4億1600万円(前年同期比28.5%増)、営業利益は800万円(63.5%減)だった。

通期の業績予想は、売上高165億6300万円(前年同期比21.5%増)、営業利益11億4500万円(前年同期比16.4%増)、経常利益11億7700万円(前年同期比15.2%増)、当期利益7億2000万円(前年同期比24.1%増)を見込んでいる。

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