国土交通省航空局は9月7日、羽田空港(昼間)の国際貨物チャーター便運航の可能性があるとして、検討を進めている。
羽田空港は、国内線と国際線の需要が競合する昼間時間帯(7時台から21時台まで)では、旅客便を優先しており、国際定期便・国際チャーター便とも、現在は貨物専用機の運航を認めていない。
昨年10月の国際化以降の運用状況から、わずかに空き枠が存在しているため、これを活用した国際貨物チャーター便運航へのニーズが寄せられるようになっていた。
このため、空き枠の範囲内で、羽田空港の昼間時間帯における国際貨物チャーター便の運航を可能としている。
就航先は、同時間帯において国際旅客定期便の運航が可能な空港を原則にするものの、より貨物取扱量の多い空港への就航を可能とするため、それらの空港と同一都市圏にある空港についても運航を可能にする。
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