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ジョーンズラングラサール/東京の物流市場、賃料は前年同期比0.2%上昇

2011年11月29日/調査・統計

ジョーンズラングラサールは11月29日、東京を中心とした不動産市場の需給、空室状況、賃料・価格動向等を独自に分析するとともに、12か月の予測をまとめた調査レポート「2011年第3四半期アジア・パシフィック・プロパティ・ダイジェスト日本版(APPD)」を発表した。

それによると、2011年第3四半期の東京のロジスティクスマーケット(物流市場)については、賃料は前期比0.2%上昇して月額坪当たり5792円となり、15四半期ぶりに上昇に転じた。

東京ベイエリアは今後、開発用地の不足等により新規供給が抑制されていることに加えて、引き続き物流効率性を追及する企業による需要が底堅く推移することが予測される。

したがって、需給が逼迫する中で賃料は現状の緩やかな上昇傾向を概ね維持すると予測。その後賃料の上昇が本格化するにつれて、投資利回りは低下、価格は上昇傾向で推移する、としている。

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