国土交通省は12月2日、日カンボジア物流ワークショップをカンボジア・プノンペンで開催した。
<ワークショップの様子>
<フォークリフトを使った荷役作業の実演の様子>
日本とカンボジア両国官民合わせて約60名が参加し、パレットの普及促進やフォークリフトの導入を始めとする物流面の課題等について、実務的観点から活発な意見交換を行った。
日本側からは国土交通省、日本パレット協会、クレフィール湖東、カンボジア側は公共事業・運輸省、カンボジアフレイとフォワーダーズ協会(CAMFFA)、カンボジアトラック協会(CAMTA)、その他日系を含む現地物流事業者なども参加した。
講演内容は、物流効率化とパレチゼーション、物流におけるパレットの役割、カンボジアにおける物流の現状・課題・今後の展望、カンボジアにおけるトラック運送事業について、フォークリフトの安全な運転技術と資格制度について。
意見交換では、日本側から物流効率化の一手段として、パレットの普及と合わせて、パレットによる物流効率化の効果をより高めるためには、標準パレットの推進が重要である旨コメント。
一方、カンボジア側から、物流におけるパレットの役割の重要性について認識を示すとともに、同国での物流産業育成の検討の参考とするため、今後一層の情報交換等を通じた意思疎通を図りたいとしている。
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