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アートコーポレーション/2011年9月期の売上高6.4%増、営業利益51.4%増

2011年12月23日/決算

アートコーポレーションは12月20日、2010年10月1日から2011年9月30日までの第35期報告書を発表した。

それによると、売上高は713億8700万円(前年同期比6.4%増)、営業利益43億8900万円(51.4%増)、経常利益42億1100万円(47.8%増)、当期利益28億9200万円(127.2%増)となった。

CS(顧客満足)を基軸に、基幹事業である引越事業を核ととした「暮らし方を提案する」企業グループという経営方針を維持。引越しではシェアアップをめざし、他の事業分野では「the0123」ブランドの強みを生かし、攻める姿勢を維持しながら、「選択と集中」を実施する戦略で進めてきた。

引越事業の「アート引越センター」は、強みの法人チャンネルで新規取引先獲得や賃貸仲介会社からの引越取次紹介等の拡大により、取扱件数前年度を大幅に上回る結果となった。

また、個人チャネルではインターネット経由のさらなる受注拡大に加え、受付コールセンターや受注コントロールセンターの許可により、取扱件数は前年度を大幅に上回った。

取扱件数が18.8%増加したことにより、売上高は505億8000万円(12.8%増)、営業利益は50億4300万円(41.5%増)となった。

国内物流事業の「アートバンライン」は、引き続き家具等の輸送取扱量が堅調に推移したことに加え、エコポイント制度の駆け込み需要と地デジ化による家電量販店向けの輸送量は大幅な伸びをみせ、売上高は76億200万円(8.8%増)、営業利益は8億600万円(7.3%増)となった。

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