キヤノンが1月30日に発表した2011年12月期決算の対処すべき課題として、コストダウンの飽くなき追求と世界最適生産の加速を掲げた。
生産の自動化や内製化等、これまでの施策を進化させるとともに、新しい発想や技術イノベーションでコストダウンの探求に努める。
輸送コストの最小化を図ると同時に、為替、税制、労働力、調達、物流等、総合的視点からコストとリスクを最小化する拠点配置と生産配分を追求する。
全社の統合ITシステムを徹底的に活用し、開発、生産、販売、サービスといった全ての業務プロセスの全体最適化を追求する。