カゴメ、ミツカングループ、日清オイリオグループは4月10日、3社による共同配送を九州エリアに拡大する。
<九州共同配送フローチャート>
拡大エリアは、九州全域で、3社扱いの常温流通商品を対象に、3社は得意先からの受注データをVAN経由で運営会社(センコー九州主管支店)の情報システムに送信。
運営会社は3社の一元化されたデータを元に、効率的な配送スケジュールを組み、共同の在庫拠点(センコー福岡PDセンター)から、共同配送する。
1996年10月から得意先への物流品質の向上と環境への配慮を目的に、東北エリアから着手し、これまでの8エリアに拡大し、今回の九州エリアに拡大によって、共配エリアは全国面積比で約77%となる。
共同配送は、3社共同の物流品質管理システムの導入により、納品ミスの極小化と、3社単独配送時よりも、共同配送によりCO2排出量を25%削減するため。
過去に実施してきた3社共同配送のノウハウと取り組み強化により、物流品質の向上を図り、納品・待機する車両台数が減少することで、環境対策を進める。
得意先には、一括検収や一括荷受が可能となり、荷降ろし時間の短縮が可能となる。
<共同配送稼働エリア>