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日本郵船、三井物産、川崎汽船/超大水深掘削船の操業開始

2012年05月16日/国際

日本郵船、三井物産、川崎汽船、日本海洋掘削の日本企業4社は5月16日、ブラジル国営石油のペトロブラス社向けの傭船サ-ビス事業のために保有参画した超大水深対応掘削船が、4月25日に傭船が開始されたと発表した。

<リオデジャネイロ沖で操業準備中の「ETESCO TAKATSUGU J」>
20120516nihon4 - 日本郵船、三井物産、川崎汽船/超大水深掘削船の操業開始

「ETESCO TAKATSUGU J」と命名されたドリルシップは、水深1万フィート(3000m)、海底下3万フィート(9000m)までの掘削が可能な世界最高クラスの性能を備えている。最初の掘削は、リオデジャネイロ沖200kmにペトロブラス社が権益を保有するプレソルト層(岩塩下層)にあるFRANCO SW鉱区(水深約2000m)で行う予定。

ドリルシップは、本邦企業4社が85%強出資して米国に設立したエテスコ・ドリリング・サービス・エル・エル・シー社が保有し、ペトロブラス社に対し最長20年間にわたり傭船サービスを提供する。

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