佐川急便は7月30日、三井住友銀行とともにリコールや自主回収発生時の返品・回収商品に対して、返金を行う「商品回収・返金サービス」を開始すると発表した。
＜スキーム図＞
8月1日からリコールや自主回収発生時の返品・回収商品に対して、9月21日からは通販事業における回収業務にも対応し、幅広くサポートする。
リコールや自主回収の対象となった商品の返金を、対象企業に代わって実施。購入者との連絡や指定口座への返金まで一貫して請け負うパッケージサービスで、購入者から指定された口座を事前に照合し、当該口座へ返金することで、購入者への返金対応が迅速に実施することが出来、顧客満足度の向上につながる。
返金に関わる業務はグループの佐川フィナンシャルが、三井住友銀行と同行の業務提携先であるウェルネットと連携して実施する。
佐川急便では、現在提供している「リバース・ソリューション」に「商品回収・返金サービス」が加わることで、リコール・自主回収発生企業の業務負荷軽減、対応力向上により企業イメージ低下を最小限にとどめるなど、さまざまな点でサポートする。
