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セブン&アイ/物流で積極的な環境対策実施

2012年10月04日/SCM・経営

セブン&アイ・ホールディングスは、環境負荷の低減で物流におけるCO2排出抑制を挙げている。

セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマルでは、商品の種類や温度帯が異なる商品でも一括して店舗に配送できる物流センターの拠点位置の見直し、中間センターの設置をそれぞれ進めている。

配送車両では、セブン‐イレブンとイトーヨーカドーでは、トラックの走行状況を記録する車載端末の導入を進め、データに基づいた運行指導やエコドライブ講習会を実施している

セブン‐イレブンでは、原材料の常温配送について、トラックから鉄道への転換(モーダルシフト)を進めている。

2011年11月からは埼玉センターから福岡・札幌センターへの配送手段を鉄道に切り替えた(CO2排出量の削減効果は年間331トン)。

物流センターでは、各設備の使用電力量を監視して一定量以下に制御する「デマンドコントローラー」の導入を進めている。

2011年度末時点で、149センターのうち52センターで導入しており、無駄な電力消費の削減に役立てている。

その他、チルド米飯新潟センターでは太陽光発電パネル280枚を設置している(CO2排出量の削減効果は年間1.4トン)。

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