三菱重工業は1月8日、米国のフォークリフト販売サービス会社のデイリー・エクイップメント社()DE社)を買収したと発表した。
<デイリー・エクイップメント社外観>
フォークリフトをはじめとする物流機器の中核市場である北米地域で、顧客に密着した直販網を拡大することによりサービス事業を強化するのが狙いとしている。
DE社は1985年設立で、ミシシッピ州ジャクソンに本社を構え、同州とルイジアナ州に6か所の営業拠点を持ち、従業員は約160人。三菱ブランド、キャタピラーブランド、ユングハインリッヒブランド製品を中心に物流機器製品の販売サービスを行ってきた。
買収後は現経営陣を維持しつつ、取り扱い製品や補修部品の拡充、メンテナンスをはじめとするサービス関連の売り上げ増進、販売テリトリーの拡大などを順次進めていく予定。
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