商船三井は6月24日、船体が中央部で2つの部分に破断し漂流中のコンテナ船「MOL COMFORT」の現況を発表した。
救助者と契約し、曳航手配も含め貨物及び本船の救助の準備を進めている。現在、1隻の監視船と3隻の曳航船を現場海域に向かわせており、4隻とも24日中に到着する見込み。
6月23日午後11時で、船体前半部は北緯15度12分/東経66度53分付近、後半部が北緯13度38分/東経64度10分付近を漂流し、引き続き東北東へ移動している。
現場海域の気象海象状況は荒天が続いている。
コンテナ貨物の一部が海上に流出した可能性があるが、多数のコンテナ貨物が船体前半部と船体後半部に積載された状態であることを確認している。